八重歯・乱杭歯

八重歯や乱杭歯と呼ばれる歯並びの原因や、マウスピースを用いた矯正で治療した実例を紹介しています。

そもそも八重歯や乱杭歯とは

八重歯や乱杭歯といわれる歯並びは、近年増加していて矯正治療を希望する人の多い症例です。

具体的にどういった状態の歯並びを表しているのか解説しましょう。

八重歯

八重歯はドラキュラをイメージすれば、わかりやすいかもしれません。日本では「鬼歯」とも呼ばれ、一般的には犬歯が、通常の歯並びから外側に飛び出して生えている状態を指します。

原因

人の歯が生え変わる順番は、多少の個人差はあるものの、ある程度決まっています。その中でも犬歯は、隣り合っている歯に遅れて後から生えてくることが多いのです。

ただ、生えてくる歯のサイズは人によって異なるため、顎の大きさと歯のサイズのバランスが悪ければ、歯は並びきれなくなり、スペースを求めて外側に飛び出す形で生えてしまいます。これが八重歯と呼ばれる歯になるのです。

デメリット

治療法

最も一般的な治療法としては、矯正治療が挙げられます。治療には数ヶ月~1年程度かかりますが、歯へのダメージが少なく済むワイヤー矯正やマウスピース矯正での治療が主流となっています。八重歯を歯列に戻すススペースを作るために、抜糸が必要なケースもあります。

また、抜歯や歯を削って歯並びを調整し、隙間を綺麗に修正するために人工の歯を被せる治療方法もあります。比較的短期間で見た目が整いますが、健康な歯を抜いたり削ったりするので、将来的に歯へのダメージが大きい方法と言えます。

乱杭歯

八重歯だけでなく、全体的に歯が重なってズレたり、捻じれたりして生えている状態です。叢生(そうせい)とも呼ばれ、噛み合わせが互い違いになっていることが多く、見た目はもちろん、噛む力や発音への影響も大きくなります。

原因

歯のサイズと顎の大きさのバランスが悪く、乳歯から永久歯への生え変わりがうまくいかなかったことが要因と考えられています。

デメリット

治療法

一般的には矯正治療によって治します。ブラケット矯正やマウスピース矯正、前歯だけをとりあえず治す部分矯正などが行われます。

八重歯や乱杭歯のように全体的な歯の動きが前後左右に大きい場合には、ブラケット矯正を選択したり、マウスピースと併用されることが多いようです。

マウスピースを用いた矯正で八重歯・乱杭歯が治った実例は?

20代女性の場合(治療期間1年半~2年程度)

治療前

犬歯は八重歯で、前から数えて2番目の歯は噛み合わせが上下反対。奥歯の噛み合わせは正しいものの、口元がやや歪んでいる状態でした。

治療中

歯が重なっている部分が大きいため、小臼歯を抜いて歯を動かすスペースを確保。治療開始直後は、セラミック製ブラケットをで治療し、ある程度、綺麗な歯並びになったタイミングでマウスピース矯正に切り替えたそうです。

治療後

歯並びの乱れは完全に解消され、抜歯後にできたスペースも埋まりました。正面から見た口元の歪みも解消され、シャープな顔立ちになりました。

15歳女性の場合(治療期間は不明)

治療前

左上の犬歯が八重歯で、上下の前歯がやや前に突出していて、さらにしっかり噛み合っていない開咬の状態。しかも、歯並びの中央部分が左にずれていました。

治療中

上下の小臼歯を抜いて、歯が動くスペースを作ります。デーモンシステムで治療を選択し、セラミック製のブラケットとワイヤーで歯並びを揃えていきます。ある程度治ってきたらマウスピースに替えて治療を継続しました。

治療後

飛び出ていた上下の前歯が解消され、八重歯も綺麗に並びました。左にズレていた歯並びも正しい位置になり、整った噛み合わせとなりました。また、閉じにくかった唇も閉じるようになり、Eラインも改善され美しい笑顔になりました。

成人女性の場合(治療期間2年前後)

治療前

右上の犬歯が八重歯になっており、また右上の前から2番目の歯が上下反対の噛み合わせになっていました。また、左下の前から2番目の歯は、内側に入り込み過ぎていて、全体に前歯の噛み合わせがいびつになってまいした。

治療中

抜歯無しで歯を動かすため、まずはブラケットを装着してワイヤーで歯を引っ張り、歯並びを揃えました。上下反対の噛み合わせが治ったタイミングでマウスピース矯正に切り替えました。

治療後

噛み合わせのズレがほとんど解消され、上下反対の噛み合わせも無くなり、綺麗に整った口元になりました。

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